#168「ルールが変われば、組織も変わる。現場からはじめるルールメイキングのススメ」(ゲスト:法律家/弁護士・水野祐)

#168「ルールが変われば、組織も変わる。現場からはじめるルールメイキングのススメ」(ゲスト:法律家/弁護士・水野祐)

Author: SmartHR August 5, 2026 Duration: 37:42

◆#168「ルールが変われば、組織も変わる。現場からはじめるルールメイキングのススメ」(ゲスト:法律家/弁護士・水野祐)概要

#168のゲストは、前編に引き続き法律家・弁護士の水野祐さん。

後編では、組織には秩序や安全性を守るための「統制のルール」と、人の創造性や主体性を引き出す「創造のルール」があるという考え方を伺いました。後編では議論をさらに一歩進め、「ルールは誰かに与えられるものではなく、自分たちでつくり、育てていくもの」という視点からルールメイキングの実践について考えていきます。

水野さんは、いいルールとは「守らされるもの」ではなく、そこにいる人たちが納得感を持ち、仕事に集中できたり、より自由に挑戦できたりするものだと語ります。ルールは人を縛るためだけに存在するのではなく、メンバーが安心して力を発揮するための「道具」でもあるのです。

では、職場のルールを変えたいと思ったら、何からはじめればいいのでしょうか。水野さんはまず「そのルールはなぜ存在するのか」を知ることが大切だと言います。次に、自分が感じている違和感を周囲と共有し、それが自分だけの感覚なのか、多くの人が同じように感じているのかを確かめる。そのうえで、いきなり大きく変えるのではなく、小さく試してみることが重要だと話します。

ここで水野さんが繰り返し強調するのが、「ルールは守るものではなく、使うもの」という言葉。道具であれば、もっと使いやすく改良しようと考えるのに、ルールは「変えてはいけないもの」と思い込みがちです。しかしルールは、組織の目的を実現するための手段。目的に合わなくなれば、改善していいもいい。その発想こそが、組織をより良くする第一歩になります。

ルールを「守るもの」から「つくるもの」「育てるもの」へ。その視点の転換が、働く人一人ひとりの可能性だけでなく、組織そのものを変えていく。今回のエピソードには、そのヒントが数多く詰まっています。

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◆タイムライン

(00:00) 前回に引き続き、「いいルール」とは?

(02:19) Googleの「20%ルール」に学ぶ、組織を変えるルール

(10:07) ルールを見直すタイミングとは?

(11:57) 職場のルールを変えたいときにやるべきこと

(19:27) なぜいいルールは現場から生まれるのか

(27:00) 誰もがルールデザイナーになれる時代へ

(28:36) ルールは「守るもの」ではなく「使うもの」

(34:20) エンディング

◆ゲスト

法律家/弁護士・水野祐( みずの・たすく )

法律家。弁護士(シティライツ法律事務所、東京弁護士会)。Creative Commons Japan理事。慶應義塾大学SFC非常勤講師。note株式会社、アミタホールディングス株式会社などの社外役員。グッドデザイン賞審査員(2018-2020年, 2022-2025年)。テック、クリエイティブ、都市・地域活性化、サーキュラー分野のスタートアップから大企業、公的機関まで、新規事業、経営戦略等に関するハンズオンのリーガルサービスを提供している。著作に『法のデザイン −創造性とイノベーションは法によって加速する』(フィルムアート社)、連載に『新しい社会契約(あるいはそれに代わる何か)』(WIRED日本版)など。

◆「WEDNESDAY HOLIDAY(ウェンズデイ・ホリデイ)」とは?

週の真ん中にある水曜日は、1週間の折り返し地点。スウェーデンなどの北欧諸国では、この水曜日の夜を「小さな土曜日(Little Saturday)」と呼び、好きなことをしながらリラックスして過ごしているそうです。この北欧の習慣からインスピレーションを受けて生まれたのが、SmartHRがお送りするPodcast番組「WEDNESDAY HOLIDAY(ウェンズデイ・ホリデイ)」です。 水曜日の夜を休日のようにくつろぎながら、「よく働くってなんだろう?」を問いのコンセプトに、個人の働き方はもちろん、組織やチームのあり方、仕事を通じた社会との関わり方に至るまで、これからの“働く”の兆しを筋書きのない対話を通じて探します。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

⁠⁠⁠⁠⁠※情報は2026年8月時点のものです

Produce:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠SmartHR⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※配信を文字で読みたい方は、UDトークをはじめとしたアプリをご利用いただくことで、文字起こしをサポートできます。 ウェンホリでは、これからもアクセシビリティ向上を模索していきます。

▼UDトーク:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://udtalk.jp/⁠⁠⁠⁠


水曜日の午後5時頃、一週間の折り返し地点に届くのは、働くことについてのあらたな気づきかもしれません。ウェンズデイ・ホリデイ | WEDNESDAY HOLIDAYは、フリーアナウンサーの堀井美香さんがホストを務め、多様なゲストとの対話を通じて「よく働くってなんだろう?」という根源的な問いを探っていく番組です。この約30分のトークプログラムでは、答えを急がず、個人の働き方の内側にある思いから、チームや組織の在り方、さらには仕事を通じて社会とどう関わっていくかといった広がりまで、ゆるやかに語り合います。毎週届くこの時間は、単なるビジネスハックの紹介ではなく、日々の仕事に埋もれがちな「意味」や「関係性」に目を向け直すきっかけを提供してくれます。SmartHRがお届けするこのポッドキャストは、聴く人が自身のキャリアや職場環境をそっと振り返り、ほんの少し肩の力を抜いて考えるための「水曜日の小さな休日」のような存在です。ゲストへの質問や番組の感想は随時募集されており、採用されるとオリジナルステッカーがプレゼントされるなど、リスナーとの双方向の関わりも大切にしています。仕事についての対話を、もっと開かれたものにしていくーーそんな雰囲気が感じられる会話を、ぜひ耳を傾けてみてください。
Author: Language: Japanese Episodes: 50

ウェンズデイ・ホリデイ | WEDNESDAY HOLIDAY
Podcast Episodes
#136「性格や特性も習得できるスキル!?フィンランドと日本を比較して見えるもの」(ゲスト:社会学者・朴沙羅) [not-audio_url] [/not-audio_url]

Duration: 33:04
◆#136「性格や特性も習得できるスキル!?フィンランドと日本を比較して見えるもの」(ゲスト:社会学者・朴沙羅)概要#136のゲストは、社会学者の朴沙羅(ぱく・さら)さん。2020年、慣れ親しんだ京都からフィンランドの首都ヘルシンキへと移り住むことになった朴さん。2人の子どもを連れての単身渡航、異文化での育児、言語の壁を乗り越えての教育・研究活動。その日々をユーモアたっぷりに綴った著書『ヘルシンキ 生活の練習』は、日本に住む私たちの「当…
#135「モチベーション管理の落とし穴。評価や制度が整うほど人は苦しくなる!?」(ゲスト:株式会社問い読・井上慎平) [not-audio_url] [/not-audio_url]

Duration: 33:15
◆#135「モチベーション管理の落とし穴。評価や制度が整うほど人は苦しくなる!?」(ゲスト:株式会社問い読・井上慎平)概要#135のゲストは、引き続き、株式会社問い読の井上慎平さん。後編では、組織や企業はどのような視点を持てば、個人の弱さや調子の悪さが必ずしも否定されない、持続的に働ける環境をつくれるのかを考えます。井上さんが指摘するのは、組織が正しくなりすぎることの弊害。特に興味深いのは、管理のパラドックスについての指摘です。1on1…
#134「モチベーションが低いのは悪いこと?正しき社会人像に対する疑問」(ゲスト:株式会社問い読・井上慎平) [not-audio_url] [/not-audio_url]

Duration: 30:18
◆#134「モチベーションが低いのは悪いこと?正しき社会人像に対する疑問」(ゲスト:株式会社問い読・井上慎平)概要#134のゲストは、NewsPicks Publishing創刊編集長を経て、現在は読書プログラムを提供する株式会社問い読の代表を務める井上慎平さん。今回は「モチベーション」をテーマに話します。仕事においては、モチベーションが高い状態が良しとされることが多く、常にポジティブに前向きに働くべきだという価値観が、今も根強くあるよ…
#133「こたけ正義感さんと考える、これからの働き方に合うルールとは?」(ゲスト:お笑い芸人・こたけ正義感) [not-audio_url] [/not-audio_url]

Duration: 29:02
◆#133「こたけ正義感さんと考える、これからの働き方に合うルールとは?」(ゲスト:お笑い芸人・こたけ正義感)概要#133のゲストは、前回に引き続き、芸人兼弁護士のこたけ正義感さん。後編では「これからの働き方に合うルールとは?」というテーマのもと、2択の問いを手がかりに会社のルールづくりの発想やその伝え方、組織における対話のあり方まで話していきます。ルールメイキングは、会社における文化を示すものです。リスク管理を優先するか、会社の理想を…
#132「暗黙の作法から法律まで。こたけ正義感さんと話す、仕事とルール」(ゲスト:お笑い芸人・こたけ正義感) [not-audio_url] [/not-audio_url]

Duration: 28:17
◆#132「暗黙の作法から法律まで。こたけ正義感さんと話す、仕事とルール」(ゲスト:お笑い芸人・こたけ正義感)概要#132のゲストは、お笑い芸人兼弁護士のこたけ正義感さん。 今回は「仕事とルール」をテーマに、お笑い芸人と弁護士それぞれの職業にまつわるルールについて伺います。学生時代は「一方的に押し付けられるもの」としてルールを嫌っていたというこたけさん。しかし弁護士となってからは、ルールそのものの正しさを問い直し、解釈や運用の余地がある…
#131「こんなに文字に触れる時代だから。校正者・牟田都子さんと考える、言葉と仕事」(ゲスト:校正者・牟田都子) [not-audio_url] [/not-audio_url]

Duration: 34:20
◆#131「こんなに文字に触れる時代だから。校正者・牟田都子さんと考える、言葉と仕事」概要#131のゲストは、前編に引き続き、校正者の牟田都子(むた・さとこ)さん。後編では、著者や編集者とのコミュニケーションの工夫から、AI台頭による変化まで、多彩なトピックについて語り合います。30歳で出版社の校閲部に入り、ベテラン校正者と二人三脚で雑誌を読み込みながら、資料の使い方や著者の文体を尊重する「さじ加減」を学んだという牟田さん。AIによる校…
#130「校正という仕事の味わい。見えないところで輝く読みの技」(ゲスト:校正者・牟田都子) [not-audio_url] [/not-audio_url]

Duration: 37:12
◆#130「校正という仕事の味わい。見えないところで輝く読みの技」概要#130のゲストは、校正者の牟田都子(むた・さとこ)さん。書籍や雑誌が世に出る前の“最後の砦”として、誤字脱字や事実関係の誤りを見つけ出し、著者や編集者にフィードバックする校正者という仕事。一字一句を読み込み、必要があれば辞書や資料を引き、ときには図書館に足を運んで関連書籍を読み込む。そんな緻密な営みのなかにある面白さについて牟田さんに伺います。好きなジャンルや著者を…
#129「お悩み相談回。仕事と子育ての悩みを飯田さんに聞いてみよう!」(ゲスト:テレビ東京プロデューサー飯田佳奈子) [not-audio_url] [/not-audio_url]

Duration: 34:14
◆#129「お悩み相談回。仕事と子育ての悩みを飯田さんに聞いてみよう!」概要#129のゲストは、前回に引き続きテレビ東京『シナぷしゅ』統括プロデューサーの飯田佳奈子さん。今回は、キャリアと子育ての話、そしてリスナーから寄せられた「仕事と子育て」に関するさまざまな悩みや相談に、飯田さんと堀井さんの二人で回答していきます。「妊娠中で仕事に無理がきかない自分に戸惑っている」「育休復帰を前に不安で押しつぶされそう」「仕事量が増え、仕事と子育ての…
#128「仕事と子育ては、回すだけで上出来。飯田佳奈子さんのゆるやか両立論」(ゲスト:テレビ東京プロデューサー飯田佳奈子) [not-audio_url] [/not-audio_url]

Duration: 34:36
◆#128「仕事と子育ては、回すだけで上出来。飯田佳奈子さんのゆるやか両立論」概要#128のゲストは、テレビ東京の乳幼児向け番組『シナぷしゅ』で統括プロデューサーを務める飯田佳奈子さんです。民放初となる赤ちゃん向けテレビ番組『シナぷしゅ』は、飯田さん自身の育児経験を起点に生まれた企画。赤ちゃん向けコンテンツでありながら、子育てに悩む親たちからも大きな支持を集め、24時間ライブ配信や映画化など多様なかたちで展開されています。そんな飯田さん…