#169「『獲れた』と『獲った』のあいだ。数字で測れない成果の哲学」(ゲスト:狩猟家・黒田未来雄)

#169「『獲れた』と『獲った』のあいだ。数字で測れない成果の哲学」(ゲスト:狩猟家・黒田未来雄)

Author: SmartHR August 12, 2026 Duration: 40:04

◆#169「『獲れた』と『獲った』のあいだ。数字で測れない成果の哲学」(ゲスト:狩猟家・黒田未来雄)概要

#169のゲストは、狩猟家の黒田未来雄(くろだ・みきお)さん。今回は「成果」をテーマに、自然と向き合う狩猟の世界に迫ります。

売上、利益、KPI。現代のビジネスでは、さまざまな成果が数字で表されます。しかし、自然を相手にする狩猟の世界では、目に見えるものだけが成果とはかぎりません。黒田さんは、狩猟でもっとも難しいのは「撃つこと」ではなく「撃たないこと」だと語ります。目の前に獲物が現れても、状況を冷静に見極め、あえて引き金を引かない。あるいは、一頭も獲れなかった日の行動を振り返り、次の狩りにつながる気づきを得る。獲物を得られたかどうかだけでなく、そこから何を学び、次にどう生かすかも、黒田さんにとって大切な成果なのです。

また、「獲れた獲物と獲った獲物は違う」という言葉からも、黒田さんの哲学が垣間見えます。偶然目の前に現れた獲物を仕留めた場合と、動物の行動を読み、先回りし、自ら組み立てた狩りの末に仕留めた場合とでは、結果は同じ一頭でも、自分のなかに残る手応えはまったく異なるといいます。

数字では測れない成果とは何か。狩猟という営みを通して、結果だけにとらわれず、過程や学びに目を向けること、そして自分なりの評価軸を持って働くことについて考えます。

◆リスナーのみなさまへお願い

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◆タイムライン

(00:00) 堀井さん念願の出演。黒田さん登場

(02:08) 三菱商事、NHK、狩猟家。異色の経歴を辿る

(04:28) 商社マン時代、出張先のアンゴラで起きたこと

(10:21) 28歳でNHKへ。自然番組の制作担当に

(16:43) 狩猟家への転機。代々木公園で出会ったカナダの先住民

(21:08) そもそも狩猟家とは、どんな仕事?

(24:17) 狩猟家の働き方からオフィスワーカーが学べること

(26:36) 獲物が獲れなくても成果はある?

(32:20) 他人の評価とどう向き合う?

(34:28) 「獲れた獲物」と「獲った獲物」は何が違う?

(37:26) エンディング

◆ゲスト

狩猟家/作家・黒田未来雄( くろだ・みきお )

1972年、東京生まれ。東京外国語大学卒。1994年、三菱商事入社。国産車のアフリカへの輸出を担当。1999年、NHKに転職。ディレクターとして「ダーウィンが来た!」などの自然番組を中心に制作。北米先住民の世界観に魅了され、現地に通う中で狩猟体験を重ねる。2016年、北海道への転勤を機に自らも狩猟を始める。2023に早期退職し、北海道に移住。執筆、講演会や授業を通じて野生動物や先住民からの教えを伝えている。

著書に「獲る 食べる 生きる 狩猟と先住民から学ぶ”いのち”の巡り」(小学館)、「羆追人たち ヒグマの虜になった10人」(山と渓谷社)。アウトドア雑誌「BE-PAL」(小学館)に「脱サラ猟師からの手紙」連載中。NETFLIXドラマ「地面師たち」では狩猟シーンの監修を務める。

◆「WEDNESDAY HOLIDAY(ウェンズデイ・ホリデイ)」とは?

週の真ん中にある水曜日は、1週間の折り返し地点。スウェーデンなどの北欧諸国では、この水曜日の夜を「小さな土曜日(Little Saturday)」と呼び、好きなことをしながらリラックスして過ごしているそうです。この北欧の習慣からインスピレーションを受けて生まれたのが、SmartHRがお送りするPodcast番組「WEDNESDAY HOLIDAY(ウェンズデイ・ホリデイ)」です。 水曜日の夜を休日のようにくつろぎながら、「よく働くってなんだろう?」を問いのコンセプトに、個人の働き方はもちろん、組織やチームのあり方、仕事を通じた社会との関わり方に至るまで、これからの“働く”の兆しを筋書きのない対話を通じて探します。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

⁠⁠⁠⁠⁠※情報は2026年8月時点のものです

Produce:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠SmartHR⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※配信を文字で読みたい方は、UDトークをはじめとしたアプリをご利用いただくことで、文字起こしをサポートできます。 ウェンホリでは、これからもアクセシビリティ向上を模索していきます。

▼UDトーク:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://udtalk.jp/⁠⁠⁠⁠


水曜日の午後5時頃、一週間の折り返し地点に届くのは、働くことについてのあらたな気づきかもしれません。ウェンズデイ・ホリデイ | WEDNESDAY HOLIDAYは、フリーアナウンサーの堀井美香さんがホストを務め、多様なゲストとの対話を通じて「よく働くってなんだろう?」という根源的な問いを探っていく番組です。この約30分のトークプログラムでは、答えを急がず、個人の働き方の内側にある思いから、チームや組織の在り方、さらには仕事を通じて社会とどう関わっていくかといった広がりまで、ゆるやかに語り合います。毎週届くこの時間は、単なるビジネスハックの紹介ではなく、日々の仕事に埋もれがちな「意味」や「関係性」に目を向け直すきっかけを提供してくれます。SmartHRがお届けするこのポッドキャストは、聴く人が自身のキャリアや職場環境をそっと振り返り、ほんの少し肩の力を抜いて考えるための「水曜日の小さな休日」のような存在です。ゲストへの質問や番組の感想は随時募集されており、採用されるとオリジナルステッカーがプレゼントされるなど、リスナーとの双方向の関わりも大切にしています。仕事についての対話を、もっと開かれたものにしていくーーそんな雰囲気が感じられる会話を、ぜひ耳を傾けてみてください。
Author: Language: Japanese Episodes: 50

ウェンズデイ・ホリデイ | WEDNESDAY HOLIDAY
Podcast Episodes
#155「ニッチを価値に。なぜラジオは最速で最小のメディアなのか」(ゲスト:ラジオプロデューサー・橋本吉史) [not-audio_url] [/not-audio_url]

Duration: 35:16
◆#155「ニッチを価値に。なぜラジオは最速で最小のメディアなのか」(ゲスト:ラジオプロデューサー・橋本 吉史)概要#155のゲストは、堀井美香さんと旧知の仲であるラジオプロデューサー橋本吉史さん。「少数派」をテーマに、ニッチであることの強さやラジオというメディアの本質について考えます。橋本さんは、ラジオを「最速で最小のメディア」と提唱。少人数で制作されるラジオの現場では、一人ひとりの裁量が大きく、現場発のアイデアが即座にかたちになりま…
#154「からだを動かすことを文化に。アシックスの企業文化に触れる」(ゲスト:アシックスジャパン社長・阿部 雅) [not-audio_url] [/not-audio_url]

Duration: 32:14
◆#154「からだを動かすことを文化に。アシックスの企業文化に触れる」(ゲスト:アシックスジャパン社長・阿部 雅)概要#154のゲストは、前回に引き続きアシックスジャパン代表取締役社長・阿部 雅さん。後編では、阿部さんの海外での経験を手がかりに、人材との向き合い方や、これからのスポーツの在り方についてゆるやかに話します。これまでさまざまな国で働いてきた阿部さん。スウェーデンやオランダでは、「どれだけ時間を使ったか」ではなく、「何を生み出…
#153「成功体験を手放すとき、何を信じるか。アシックス進化の裏側」(ゲスト:アシックスジャパン社長・阿部 雅) [not-audio_url] [/not-audio_url]

Duration: 29:29
◆#153「成功体験を手放すとき、何を信じるか。アシックス進化の裏側」(ゲスト:アシックスジャパン社長・阿部 雅)概要#153では、アシックスジャパン代表取締役社長・阿部 雅さんをゲストに迎え、ブランドの再生と進化についてお届けします。広く支持されていたブランドが、あるときふと選ばれなくなる。長く続ける中で時に訪れるその試練を前にして、企業は何を拠りどころに立ち返ればいいのでしょうか。過去の成功体験か、市場のトレンドか、それとも競合の動…
#152「わからないことを楽しむ時間をもっと。効率化社会でこそ、研究者的思考」(ゲスト:土の研究者・藤井一至) [not-audio_url] [/not-audio_url]

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◆#152「わからないことを楽しむ時間をもっと。効率化社会でこそ、研究者的思考」(ゲスト:土の研究者・藤井一至)概要#152のゲストは、前回に引き続き、土の研究者・藤井一至(ふじい・かずみち)さん。今回も「わからなさ」をテーマにお届けします。昨今は研究の世界にも、タイパやコスパが求められる時代になっているといいます。そんな中で藤井さんが強調するのは、研究には長い時間がかかるということ。成果がすぐに出ないからといって研究をやめてしまうので…
#151「効率の時代に『わからなさ』と向き合う意味とは?土の研究者と掘り下げる」(ゲスト:土の研究者・藤井一至) [not-audio_url] [/not-audio_url]

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◆#151「効率の時代に「わからなさ」と向き合う意味とは?土の研究者と掘り下げる」(ゲスト:土の研究者・藤井一至)概要#151では、土の研究者・藤井一至(ふじい・かずみち)さんを迎え、「わからなさ」をテーマにお届けします。そもそも「土」とは何なのでしょうか。辞書では「岩からできた砂や粘土と、動植物の遺骸が微生物によって分解されたものが混ざったもの」と説明されます。しかし、有機物の分解プロセスや、土がどのような構造を持つのかは、いまだ完全…
#150「くだらなさは数字では測れない。役に立たないひとときについて原宿さんと語り合う」(ゲスト:オモコロチャンネル原宿) [not-audio_url] [/not-audio_url]

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◆#150「くだらなさは数字では測れない。役に立たないひとときについて原宿さんと語り合う」(ゲスト:オモコロチャンネル原宿)概要#150のゲストは、前回に引き続き、Webメディア「オモコロ」の前編集長・原宿さんです。前編に続きテーマは「くだらなさ」。企業活動において、数字で測れるものは成果を示すための重要な指針になりますが、原宿さんは「いくら数字で測れるからといって、不安が消えるわけではない」と指摘します。売上やPV、再生回数といった数…
#149「仕事に意味はなくてもいい?オモコロの原宿さんと『くだらなさ』を突き詰める」(ゲスト:オモコロチャンネル原宿) [not-audio_url] [/not-audio_url]

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◆#149「仕事に意味はなくてもいい?オモコロの原宿さんと『くだらなさ』を突き詰める」(ゲスト:オモコロチャンネル原宿)概要#149のゲストは、Webメディア「オモコロ」で14年間編集長を務め、つい先日その役目を終えられた原宿さんです。今回のテーマは「くだらなさ」。昨今、「生産性」や「自己実現」、「社会的意義」など、働くという行為に何かと理由を求められる場面が、増えているように感じます。それ自体は素晴らしいことですが、一方で「どんな意味…
#予告編 「WEDNESDAY HOLIDAY」シーズン8がスタートします! [not-audio_url] [/not-audio_url]

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◆#予告編 「WEDNESDAY HOLIDAY」シーズン8がスタートします!みなさま、大変お待たせしました。いよいよ来週からシーズン8がスタートします。ということで今回は、その告知も兼ねて、現時点で決まっているゲストのみなさまをご紹介します。「ゲストの振れ幅がすごい」と言っていただくことの多いウェンホリですが、今回も期待を裏切らない、実に豊かな顔ぶれとなりました。詳細はぜひ予告編でご確認ください!◆リスナーのみなさまへお願い今回のエピ…
#148「2025年もお疲れ様でした!ウェンホリからの年末だより」 [not-audio_url] [/not-audio_url]

Duration: 22:17
◆#148「2025年もお疲れ様でした!ウェンホリからの年末だより」概要#148で2025年の配信はラスト。シーズン7もいよいよ締めくくりとなります。今回は、ウェンホリのなかの人、SmartHRの中澤さんとともに2025年を振り返ります。この1年、番組では多彩なゲストを迎えながら、「働く」というテーマを軸に働き方や生き方、その背景にある価値観まで、さまざまな角度から掘り下げてきました。日々の仕事のなかでふと立ち止まるきっかけになった言葉…
#147「完璧は目指さない!長谷川あかりさんの暮らしに寄り添う料理相談室」(ゲスト:料理家/管理栄養士・長谷川あかり) [not-audio_url] [/not-audio_url]

Duration: 35:48
◆#147「完璧は目指さない!長谷川あかりさんの暮らしに寄り添う料理相談室」(ゲスト:料理家/管理栄養士・長谷川あかり)概要#147のゲストは、前回に引き続き、料理家・管理栄養士の長谷川あかりさん。後編では、リスナーから寄せられた料理にまつわる悩みや相談に、たっぷり答えていただきます。「余り物はクタクタに煮る」「味は最初から決めすぎない」など、仕事に暮らしにと忙しい毎日の中にそのまま取り入れられるヒントが次々と登場。料理が苦手な人ほど、…